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マイケル・ターナー

マイケル・ターナー近影マイケル・ターナーは1934年、ミドルセックス州ハローに生まれました。
第二次大戦中はロンドンの郊外に在住し、英国空軍の功績に奮い立って、早くから航空機絵画に才能を表し、練習帳に航空機の絵を描いては教師たちを呆れさせたということです。
1947年に、戦後初めて再開催させれた大英帝国トロフィー・レースを観戦するために、マン島を訪れ、モータースポーツにも航空機と同じ情熱を見出しました。
この時以来、彼の両親は道楽にも、自分で車を運転できる年齢になるまで、シルバーストンやグッドウッド、ジャージーのロードレースなど、彼にで数多くのレースを見せました。

義務教育を終えたあと、マイケルは2年間の電気・機械技師としての経験ののち、美術大学に進み、卒業後、ロンドンの広告スタジオで3年間の貴重なキャリアを積みました。
1957年にフリーランスとなって以来、「人々が手に触れる本物の価値には、どのような代用物も存在しない」という強い信念のもと、ずっと優れた作品を描き続けています。
マイケルは取材のため、世界各地のサーキットを訪れて、緻密な考証を重ねており、現在でも毎年数回は、世界各地のグランプリ・レースを観戦しています。

航空分野での活動も旺盛です。
タイガー・モスやランカスター爆撃機など、現在でも生き残った名機に何度も搭乗したり、英軍の現役機であるハリヤーやトーネード攻撃機、アクロバット・チームのレッド・アローズまで、あらゆる飛行機に搭乗して、作品のファースト・インプレッションを高めるための努力しています。
パイロット・ライセンスを保有していて、いまでも自身の「チップ・モンク」複葉機を飛ばすことに余念がありません。

その人並みはずれたキャリアから、 航空アーティスト組合の発起人であり、2期にわたって代表を勤め、現在は最高顧問になっています。モータースポーツ界でも、アーティスト・ギルドの名誉フェローであって、まさしく世界の航空・モータースポーツ絵画を代表する人物です。

クライアントには著名なレーシング・ドライバー、チーム、スポンサー、飛行機パイロット、航空機メーカー、英国空軍や陸軍広報部、そして世界中の個人コレクターが名を連ね、世界の人々にひろく愛されています。
これまで、ロンドン・ニューヨーク・シドニー・ロスアンゼルスなどで個展を開催、英国をはじめとするヨーロッパ各地でさまざまな展覧会に出品ました。
著作は6作。英国空軍、F-1、ドイツ空軍、航空絵画一般、モナコGP、そしてモータースポーツ・アートの集大成であり、いずれもベストセラーになっています。

1960年に愛妻ヘレンと結婚、現在2人の娘、アリソンとスザンヌ、そして自らの遺伝子を受け継いだ息子である、新進気鋭のアーティスト、グラハム・ターナーがいます。
これからも、数多くの素晴らしい作品を描き続けててくれることを願ってやみません。